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河野建築のよもやま話~12~

河野建築の更新担当の中西です。

 

~“今やるとお得な窓のアップデート術”~

 

前回は、窓リノベーションで得られる“体感の変化”についてお話しました。

今回はもう少し踏み込んで、

  • 「お金の話(補助金・ランニングコスト)」

  • 「防音・防犯など、快適+安心の話」

  • 「よくある勘違い・失敗ポイント」⚠️

など、“これから窓リノベを考える方が知っておくと得をするポイント”をまとめてお伝えしたいと思います


1. 実は今、“窓”は補助金・支援制度の対象になりやすいんです

近年、国や自治体では、

  • 省エネ住宅

  • 断熱改修

  • 脱炭素・カーボンニュートラル

といったキーワードが重視されており、
「窓の断熱改修」はそのど真ん中の分野です。

そのため、

  • 一定の性能を満たす窓への交換

  • 内窓設置

  • 高性能ガラスへの交換

などが補助金の対象になるケースが増えています

制度の内容や条件は毎年変わりますが、ざっくり言うと

  • 工事内容・窓の性能・窓の数に応じて補助額が決まる

  • 「1窓あたり〇円」+「全体で上限〇万円」といった形が多い

  • 予算枠に達すると締め切られる“早い者勝ち”のことも

窓リノベを検討するなら、
「補助金が出やすいタイミングかどうか」は要チェックポイントです

窓リノベーション業者としては、

  • 今利用できる制度

  • お客様の工事内容でどれくらい補助が見込めるか

  • 申請手続きが必要か・代行ができるか

なども含めて、ご相談に乗ることが多いです


2. 防音対策としての窓リノベ

窓リノベーションの目的は「断熱」だけではありません。
「防音」目的でご相談いただくケースもかなり多いです。

こんな音に悩んでいませんか?

  • 幹線道路・バイパス沿いの車の走行音

  • 電車・踏切の音

  • 近隣の子どもの声・学校のチャイム・公園の音

  • 深夜のバイク音・救急車のサイレン

  • 上下階・隣家との距離が近い住宅街での生活音

音は「慣れ」でごまかそうとしても、
知らないうちにストレスとして溜まっていることも多いものです

防音に効く窓リノベのポイント

防音性能を上げるには、

  • ガラスを「厚く・重く」する

  • 「複層ガラス」にして音の伝わりを分散させる

  • サッシの「気密性」を高める

ことが基本です

特に効果的なのが、内窓(二重窓)+防音タイプガラスの組み合わせ

  • 窓が“2箇所の関門”になる

  • それぞれのガラス厚・空気層で音を弱めていく

という仕組みで、
**「外の音が遠くに行ったように感じる」**というお声をいただくことが多いです


3. 防犯性も一緒にアップできる

窓は、「侵入経路」として狙われやすい場所でもあります。

  • ベランダの掃き出し窓

  • 人目につきにくい勝手口の窓

  • お風呂場・トイレなどの小窓

などは特に注意が必要です⚠️

窓リノベーションのタイミングで、

  • 防犯ガラス(合わせガラス)
    → 2枚のガラスの間に特殊フィルムが挟んであり、割れにくく・貫通しにくい

  • クレセント錠+補助錠の追加

  • 外から見えにくい目隠しルーバーや面格子の設置

などを組み合わせることで、
「狙われにくい窓」「時間がかかる窓」に変えていくことができます。

防犯の世界では、

「侵入に5分以上かかると、多くの泥棒はあきらめる」
と言われることもあります。

窓リノベで

  • ガラスを強化

  • 鍵の数を増やす

  • 見通しを良く(or 逆に“見えすぎない”工夫を)

などをしておくことは、
**大切な家族と財産を守るための“見えないセキュリティ投資”**とも言えます


4. 「ここだけでもやっておけば良かった…」と後悔しやすい窓ランキング

窓リノベーションのご相談でよくあるのが、

「全部は予算的に難しいから、優先順位をつけたい」

というご要望です。

そんなとき、私たちがよくお伝えする“優先度が高い窓”はこのあたり

第1位:リビングの大きな掃き出し窓

  • 家族が一番長く過ごす場所

  • 面積が大きい=寒さ・暑さ・結露の影響も大きい

  • あたたかさ・涼しさの体感が一気に変わる

ここを変えると、「窓リノベして良かった!」と感じていただきやすいです

第2位:寝室の窓(騒音・結露対策)

  • 夜に車・人の音が気になると、眠りの質に直結

  • 冬の結露でカーテンが湿ってカビ…というトラブルも多い

寝室の窓リノベは、
「健康と睡眠の質の投資」と言ってもいいかもしれません。

第3位:お風呂場・洗面所・トイレの窓

  • 冬、ヒヤッとする場所=ヒートショックリスクの高い場所

  • 結露・カビも生えやすい

  • プライバシーと採光のバランスも大事

小さい窓が多い場所ですが、
“ヒンヤリ感”がなくなると、日々のストレスがかなり減ります


5. よくある勘違い・失敗ポイント⚠️

窓リノベをご検討中の方に、“先に知っておいてほしいポイント”も正直にお伝えします。

❌ 勘違い①:内窓を付ければどの窓も開け閉めがラクになる?

内窓を付けると、

  • 窓が“二重”になる=開け閉めは1回→2回に

  • 換気の際に、内窓・外窓両方を操作する手間が増える

という側面もあります。

ですので

  • ほぼ開け閉めしない窓(道路側の窓・防音目的など)

  • 夜だけ閉めておきたい寝室の窓

などには相性がいい一方、

  • 台所など、頻繁に開ける窓

では「ここだけはガラス交換や窓交換にしよう」といった選び方もアリです

❌ 勘違い②:一番安いガラスにすれば、とりあえずOK?

目的が

  • 断熱

  • 防音

  • 防犯

のどれなのかによって、
選ぶべきガラスの種類が異なります。

  • 断熱メイン → Low-E断熱タイプの複層ガラス

  • 夏の暑さ・日差しメイン → Low-E遮熱タイプ

  • 防音メイン → 防音合わせガラス or 厚みの違う複層ガラス

「全部盛り」がベストとは限らないので、
予算と目的に合わせて“ベストバランス”を一緒に考えるのが、プロの役割だと思っています

❌ 勘違い③:窓だけ替えれば家じゅうポカポカになる?

窓リノベで体感はかなり変わりますが、

  • 屋根・床・外壁の断熱

  • 玄関ドアの性能

など、家全体の性能にも左右されます。

特に古いお家では、
「窓リノベ+玄関ドアリフォーム」の組み合わせで

「別の家みたいに変わった!」

という声も多いです


6. 窓リノベの“ベストタイミング”っていつ?

よく聞かれるのが、

「いつやるのが一番いいですか?」

という質問。

私たちの本音としては

  • 「悩んでいる期間が長ければ長いほど、
     “もったいない時間”が増えてしまう」

とも思っていますが、現実的にはがオススメです。

✅ 築10〜15年を過ぎたタイミング

  • 窓まわりの不具合(動き・すきま風・結露)が出始める

  • ライフスタイルの変化(子どもの成長・在宅ワークなど)

家や暮らしの“見直しタイミング”と重なることが多いです

✅ 外壁塗装・屋根リフォームを考え始めたとき

  • 足場をかけるタイミング

  • 工事期間中に一緒に窓を見直す

ことで、
「家まるごとの性能アップ」を一度に進めることもできます。

✅ 補助金・キャンペーンが出ているとき

窓リノベは、どうしても「数十万円〜」の投資になります。
だからこそ

  • 補助金で数万〜十数万円単位のサポートがある

  • メーカーキャンペーン・ポイント還元がある

などのタイミングをうまく活用するのも、賢いやり方です✨


7. まとめ:「窓を変える」は、これからの暮らしと家計への“未来投資”

  • 窓リノベは「寒さ・暑さ対策」だけじゃなく、「防音・防犯・省エネ・健康」にも効く

  • 今は補助金・支援制度の対象になりやすい“お得な分野”でもある

  • すべての窓を一気にやらなくても、優先順位をつけて段階的に進めることもできる

  • 勘違いやミスマッチを防ぐには、「目的」と「暮らし方」をプロと一緒に整理するのが近道

私たち〇〇窓リノベは、
「とりあえず売るための工事」ではなく、
「そのご家族にとって、本当にちょうどいい窓リノベはどれか?」

を一緒に考えるパートナーでありたいと思っています

  • 毎年、冬が来るたびにため息が出る…

  • 電気代の請求書を見るのが怖い…

  • 外の音・防犯の不安と、ずっと付き合っている…

もし、そんなお気持ちが少しでもあるなら、
それはきっと “窓を見直すサイン” です✨

「うちの場合、どんな選択肢があるの?」
「予算これくらいで、どこまでできる?」

そんなところからで大丈夫です
どうぞお気軽に、窓リノベーションのプロにご相談ください。

窓が変わると、暮らしの“空気”が変わります。
その瞬間を、ぜひ一緒に体感していただけたら嬉しいです